せっかく着物を着るのですから、おしゃれは存分に楽しみましょう。とは言っても、普段着として着るような着物で、あまりにも気合を入れすぎてしまうと浮いてしまい、野暮ったい印象になってしまいます。さりげなさが大切です。
洋服では難しいですが、着物は、柄・柄の組み合わせが煩くなりません。そんな、洋服ではありえないコーディネートを個性的に着こなすことができている人を見ると、ついつい惚れ惚れしてしまいます。
これはちょっと派手かなあ…と思うような組み合わせでも、着付けてみると素敵だったり、そういうことが着物にはよくあります。
だからと言って、何でもかんでも組み合わせるのはどうかと思います。ちゃんと意味を持たせて半衿と帯揚げの色を揃えてみたり、コーディネートの中でテーマを決めてそのシンボルになるようなものを帯や帯留め、着物など随所に散りばめてみたり、そういう組み合わせ方が素敵だと思います。
また、着物や帯だけでなく、夏場の透ける素材の着物を着るようなときには、襦袢選びにもおしゃれをしたいですね。着物から透けて見える襦袢の色や模様によっては、すごく涼しげな印象を周囲に与えることもできますし、そうやって着物を着ている自分もまた、何だか涼しく感じることができるものです。
夏に着物を着ている人は、とても暑苦しそうだと思う人もいるかと思いますが、ちょっとしたアイデアで、涼しげな着物美人を演出することもできるんですよ!
冬は冬で、着物の楽しみ方も広がります。それは防寒着です。羽織やケープ、ショールのようなもの、冬の防寒対策をしながら、おしゃれも楽しんでしまいましょう。
羽織に抵抗がある人は、ケープなどがお勧めです。モコモコの毛皮のようなケープを首から肩に掛けて羽織っていると、それだけで上品そうな印象にもできますし、可愛らしくもなります。最近では着物用のコートもデザインが素敵なものがたくさん出ていますから、そういったものを選んでみてもよいかと思います。
他にも、着物のおしゃれの楽しみ方はたくさんあります。草履の中敷を自分の好きな布で作ってもらったり、鼻緒を作ってくれる場所もあります。挙げればキリがないほどです。
また、このようなところで、こんな組み合わせが素敵!などと言ってしまうと、それ自体が野暮なことになってしまいます。
そのため、自分らしい粋なおしゃれを是非みなさんで楽しんで探してみてください。そうやって着物の着こなしを考える時間も、着物の楽しみ方のひとつです。そして新たに、着物の楽しみを見つけ出してください。きっとその作業も楽しいはずですから!
◆ 現在ではインターネット通販でも着物が購入できます。普段着着物のオンラインショップ「風香」
や京都きもの市場
、伝統作務衣専門の通信販売
などもありますので有効に使いましょう。